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事業計画作成と夏休みの宿題

夏休みの宿題を早めに終わらせる派か、ギリギリになって集中力を発揮して終わらせる派か。
大人になっても時折この話題を耳にします。子どものころ早めに宿題を終わらせていた方は、夏休み前にある程度細かな計画を立て、それをもとに淡々と実行し、ときには軌道修正をしながら過ごしていたのではないでしょうか。そして、休み終盤は心に余裕をもって夏を満喫していたことと思います。

東京商工会議所の調査によれば、決算状況が黒字の会社は、赤字の会社に比べ相対的に事業計画を作成し、検証まで行っている会社が多い傾向にあるとの結果が発表されています。
すなわち、黒字の会社ほど、計画を立て、実績と比較して再度行動に落とし込む、というPDCAサイクルが意識されているようです。

夏休みに入る前に勉強や遊びの計画を立てるのと同じように、企業が事業を始めようとするときや新たな年度を迎えるときには、少なくとも月次単位の損益と資金繰りの事業計画を作ってみませんか。
計画は必ずしも達成できなくてもよいのです。現状を把握し、次のステップを決めていくことが大切なのです。企業は1か月程度では終わりを迎えませんので、学生の夏休みにたとえることは少し無理があるでしょうか。

とはいえ、ビジネスでいくつも起こりうる課題を想定し、目標とするスケジュールの中で適正な利益をあげていくためには、計画を持ち、フィードバックをしながら前に進んでいくことは、やはり大切です。なんとなくお金が足りているから先のことは気にせず過去も振り返らずでは、いざ突発的な事象が起きたときに消極的な選択肢を選んでしまったり、削りたくない部分を削らざるを得なくなったりして、余裕のない経営になってしまいます。

目標となる数字、それを達成するためのスケジュール、具体的な方針。
これらは、夢やビジョンを持った経営者の頭の中にすでにあるはずです。それらを、無理なく簡単過ぎない程度に事業計画に落とし込んでみましょう。
計画を作ること自体は経営の目的ではありませんので、経営者の皆さまがいち早く本業に集中できるように、そしてお金にまつわる心配を少しでも減らせるように、私たちが計画策定と目標達成を専門家の立場から支援してまいります。

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